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2025年10月6日 園主の一日

農家「あるある」なのかもしれません。
とにかく急に予定を入れられます。
例えば講習会や会議、打合せ等、
良くて1週間前、3日、2日前も、、。
それなのになぜか皆集まってくる。
そんな様子も不思議でした。
サラリーマン生活の長かった園主は
この習慣が当初はとにかく嫌でした。
「どうして農家は急に予定を入れて
くるのだろうか?。」と口に出さず
とも思ってました。

ところが、、、。本当にすいません。
園主も同じようなお願いをすることが
あります。
まさに今日。突然の倒木が発生。














👆傾斜の立つ成木。根の半分が
 弱ってしまい倒木してしまい
 ました。














👆【応急処置】ブロックチェーンで
 固定するものの、収穫はまだまだ
 先で、この状態は保てません。

急遽、先輩農家さんや同期の就農
仲間にお願いして助けて頂きました。
前日にお願いでしたが、皆さん、
駆けつけてくれました!!














👆結果。残念ながら倒木した樹の
 主枝を1本、切り落としました😢 
 もち上げて固定を試みましたが、
 根がもたずに断念することに
 しました。














👆切断した主枝はチェーンソーで
 細かくして、その日のうちに
 搬出しました。
 果実の太りも順調だっただけに
 残念です。

支援して頂いた先輩農家さんや
同期就農仲間に感謝です!

倒木の片付けも終わり、園内を巡回。
イノシイ用のくくり罠のチャック
(見回り作業)を行います。
そうするともう12時です。
そろそろ午前中の作業を終えようかと
思っていた頃。師匠からの電話です。
「急遽、稲刈り作業を昼からするから
手伝ってほしい。」とのことです。
もちろん「行きますよ!」とお返事
します。














👆というわけで昼からは稲刈りの
 お手伝いです。 
 無事に夕方までに全て刈取る
 ことができました。

1日が終わってみれば、急な作業を
手伝ってもらい、そして手伝いに
行った一日でした。
一般社会では「人を振りまわす」
「人に振りまわされる」と
言い、トラブルにもなります。
農家になると、周りに助けて頂き、
自分も自然と手伝う側に回る。
なんだかそれが自然の循環の様に
身に付くようです。

とは言え。助けて頂いた皆さんには
本当に感謝です。
ありがとうございます。

大地と甘夏

KATO果樹園 園主 大学卒業時に将来農業で起業することを決意。 食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、 2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。 2024年、念願の就農。 現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、 露地デコポン(20a) の生産規模で経営。 加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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大地と甘夏

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