2025年10月17日 園主の一日

2025年10月17日(金)
園主の新たな挑戦「一寸そら豆」生産。
来週、種子が配布されます。
今回はJA指導員さんからもサポート
頂く予定ですが、やはり予習が必要。

早朝、新規就農の先輩農家で、野菜を
中心に生産しながら甘夏生産も行って
いる、Sさんに播種前の準備や播種、
そして播種後の管理まで教わりました。












園主の地域よりも早い播種及び定植の
Sさんの圃場。20a分(約2,400粒)の
催芽処理された種子がポットに
播種されていました。

おそらくポイントになるであろう
培土の配合や使用すべきポットの
規格。種子が届いてから播種する
までの時間、播種時のポイント、
播種後の潅水方法など、様々に
教えて頂きました。














👆種のおはぐろを斜め下に向けて
 土に押込むそうです。
 押込む深さは頭が十分に見える
 くらいの「浅播き」だそうです。

早速、教わった内容で必要な資材の
調達を午前中で行いました。

午後。狩猟の師匠から罠に掛かった
シカの駆除手伝いの要請があり、
現場に向かいます。














👆3歳の雄シカです。近づいて、
 罠のかかり具合を確認します。
 至近距離での雄シカの迫力は、
 ある意味でイノシイ以上です。
 正直、恐怖を感じます。

 師匠と合流後、速やかに処理
 しました。丁寧に血抜きした後に
 ご近所の外人さんの要望があり、
 お届けします。
 自宅で解体後、食されるそうです。


 











👆その後は土壌分析用のサンプル
 採収です。分析したい5園地の
 代表的な樹、それぞれ5本を選び、
 土のサンプルを採収します。














👆採収後は新聞紙に広げて、
 1週間ほど乾燥させます。

いわゆる果樹園の健康診断です。
来年度の生産に向けて、状況を
把握することが大切ですね。

大地と甘夏

KATO果樹園 園主 大学卒業時に将来農業で起業することを決意。 食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、 2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。 2024年、念願の就農。 現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、 露地デコポン(20a) の生産規模で経営。 加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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