ここ数日、梅雨が小休止状態です。
貴重な晴れ間(曇を含む)とあって、
大忙しの日々でした。
先ずは伸びた雑草の除草作業です。
この時期に重要な農薬散布を前に、
作業を行いやすいように、また
害虫の隠れ場所を無くすために
行います。
そして、農薬散布!!
当園は露地栽培の柑橘を約1町(1ha)
管理しています。丁寧に散布するため、
3日間が必要です。
週末の雨予報を前に、この工程を
無事に終えて一安心です。
さて、肝心の甘夏・デコポンの様子
ですが、施設デコポンは2次落果の
終わりが見えたという感じです。
露地栽培の甘夏・デコポンは
1次生理落果が終わりそうです。
一次落果:開花途中や結実後の間もない時期に
落果(花)する生理現象です。ガクと一緒に
落ちるのが特徴です。
2次落果:1次落果終了後、じばらく続きます。
👆のようにガクを枝に残したまま、結果した
果実のみ落果します。
昨年、開花量は例年並みと発表されて
いましたが、この2次落果でかなり数が
落ちてしまい、全国的な不作となりました。
後は日々見守るだけですが、今年は
非常に順調のようで、施設、露地ともに、
充実した結実が多く見られています。