Categories: 視察

青壮年部視察研修

2025年11月12日(水)~13日(木)
みかん農家、お米農家、野菜農家の
作業が一段落するこの時期。
園主の所属する青壮年部では
視察研修が行われました。

今年の目的地は「宮崎県」。
園主は7年程、宮崎に住んでいた
こともあり、思い入れのある場所
です。

今回の目的は、施設園芸用ハウスの
設計から製造加工を手掛ける、
「福栄産業株式会社」さんの視察
です。














宮崎県西都市に本社工場を有する
福栄産業さん。当日は社長さん
自らご対応を頂きました。
製造ラインを見学させて頂き、
溶接ロボット、プレス、シャーリング、
コイルホーミングなど様々な
機械を見せて頂きました。
また同社が総代理店をされている、
プルスフォグ(煙霧器)の説明や
暑熱対策資材についての実績なども
お話頂きました。
残念ながら、施設内は撮影禁止のため
写真はありませんが、普段、私達が
使用しているハウスや農業用POなど
の加工の様子はとても印象的でした。
それぞれの資材の基礎原料となる
鉄ですが、日本製鉄から供給を
受けているそうで、薄い鉄板の
ロールのようなもので、それが、
パイプやハウスの谷間板、
ビニペットを止めるフレームに
加工されていきます。
質疑応答の時間も頂き、昨今の
情勢(景気動向)や今後の販売戦略
などについても資材メーカーと
農家の立場からお話をする機会を
頂きました。
最後に当青年部の部長より、
「お互い厳しい環境ではあるが、
 このように私たち農家を支えて
 頂いている会社があっての農業
 生産なので、共に頑張りましょう。」
との挨拶があると、温かい拍手が
起こりました。











👆視察前に立ち寄った西都市の
 このはな館。偶然ですが、
 阿蘇猿回し劇場の出張講演が
 あり、みんなで鑑賞しました。














👆館内ではシカの角を加工した
 民芸品が販売されいました。
 角を加工した「姫笛」や
 ネックレス、マドラーや
 バターナイフ、耳かきなど
 様々に加工して販売されて
 いました。

さて、視察を終えると、視察本命
の懇親会です(笑)。この日は
宮崎市内で宿泊でしたので、
夜は宮崎牛を堪能して、美味しい
お酒(焼酎)を頂きました。
園主にとっては、地域の若手農家
のメンバーと懇親を深める良い
視察研修となりました。

大地と甘夏

KATO果樹園 園主 大学卒業時に将来農業で起業することを決意。 食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、 2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。 2024年、念願の就農。 現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、 露地デコポン(20a) の生産規模で経営。 加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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大地と甘夏

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