【稲刈りフィナーレ】約5ヶ月の米作り挑戦が完結!コンバイン修業と熊本県農業コンクール現地審査会の一日

2026年10月20日(火)

9月下旬からスタートした、「アグリ津奈木」での稲刈り作業。
約25日間に及ぶ怒涛の日々が、本日ついにフィナーレを迎えました!

この1ヶ月弱は、まさに怒涛の稲刈りラッシュでした。

  1. 作業委託を希望される地域の生産者さんの田んぼを、1区画ずつ淡々と刈り進める
  2. アグリ津奈木が管理する、3ヘクタール(3町歩/東京ドーム約0.6個分!)を超える広大な田んぼの稲刈り
  3. その合間を縫って、いよいよわが家の田んぼの稲刈り!

収穫するお米も、普段食べている「うるち米」から始まり、
日本酒の原料になる「酒米(さかまい)」、そして「もち米」へとバトンをつないでいきました。

本日をもって、約5ヶ月間にわたる「米作り挑戦」が大きな一区切りを迎えます。

夏の渇水を乗り越えて…気になる収量は?

ここで少し余談ですが、我が家の田んぼの成果をご報告します!

  • うるち米:約5.5俵(約330kg)
  • 酒米(山田錦):約9俵(約540kg)

※「1俵(ひょう)」=約60kgです。

今年の夏は水不足(渇水)に悩まされ、毎日とても心配した圃場でした。
しかし、無事に乾燥から「籾摺り(もみすり=稲の実から殻を取り除く作業)」まで完了し、
本日無事に引き取ることができました! 育てたお米を目の前にすると、
胸に込み上げてくるものがあり、まさに感無量です。

そして、まだまだ一人前とは言えない私の「コンバイン(収穫機)オペレーター修行」も本日で無事終了! 来年の収穫を見据え、ベテランオペレーターのショウタくんと一緒に、
感謝を込めてコンバインの隅々まで念入りに掃除&メンテナンスを行いました。
これで本当の作業納めです。

稲刈りの裏で…「熊本県農業コンクール」現地審査会へ!

実はこの日、もうひとつ大きなイベントがありました。
昼間に少し作業を抜け出し向かったのは、「熊本県農業コンクール(地域農力部門)」の現地審査会です!

私が酒米づくりを一から教えていただいた「津奈木町酒米生産研究会」がコンクールにエントリーし、
なんと現地審査の対象に選ばれたのです。

私は、研究会会長でもあるアグリ津奈木の坂口社長、
そして事務局長を務める亀萬酒造の竹田社長に随行し、
新規生産者の立場として参加してまいりました。

「地域のテロワール」で中山間地農業を盛り上げる!

県の審査担当の方々がずらりと並び、独特の緊張感が漂う中、
竹田社長によるプレゼンテーションがスタート。

タイトルは、『地域の土地・水・米(テロワール)の活用で中山間地農業を盛り上げろ!』* (*テロワール:その土地特有の気候・土壌・水が育む「地域の個性」のこと)

これまでの活動の歩みや、高品質なお米を作るための技術向上の取り組み、
さらにはブランド化に向けた熱い挑戦について発表されました。

続く質疑応答では、審査員の方々から鋭い質問が次々と飛んできます。 しかしそこは頼れる先輩方!

  • 会長・坂口社長:ユーモア溢れる軽快な語り口で、どんな質問もバシッと返答!
  • 事務局長・竹田社長:日本酒への並々ならぬ情熱と、地域農業の未来について熱く語る!

お二人の見事な連携と熱量に、圧倒されっぱなしでした。目指すはもちろん「最優秀賞」!
結果発表が今から本当に楽しみです。

審査の舞台は、実際の酒米圃場へ

プレゼンと質疑応答が終わった後は、アグリ津奈木の酒米圃場へ移動して現地調査が行われました。

審査が無事に終了した後は、私もちゃっかりお二人に混ざって記念撮影(笑)。

おわりに

今年の米作りは、自然の厳しさを痛感する夏もありましたが、
地域の先輩方の温かいご指導と支えがあったからこそ、
無事にこの日を迎えることができました。

コンバインの操縦技術も、お米作りの知識も、まだまだ伸びしろだらけです。
今回の経験を糧に、来年はさらにパワーアップした美味しいお米づくりを目指していきます!

応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

大地と甘夏

KATO果樹園 園主 大学卒業時に将来農業で起業することを決意。 食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、 2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。 2024年、念願の就農。 現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、 露地デコポン(20a) 、黄金柑(5a)、 一寸ソラマメ(5a)、お米(30a)の 生産規模で経営。 「ブルーベリー」「にんにく」の生産挑戦のため準備中。