甘夏・デコポンの仕上げ作業

甘夏・デコポンの仕上げ作業

2025年12月2日(火)
甘夏・デコポンなどの「中晩柑」
収穫作業後に即出荷するのではなく、
農家の倉庫で水分調整(予措)を行った
後に、各農家毎に選別作業を行い、
JAに出荷されます。
JAに出荷された柑橘は、共同選果場で
選果され、箱詰めされて出荷されます。
甘夏は青果として2月頃から出荷が
始まります。最終的には5月のGW頃まで
出荷が続きます。
収穫から後の方に出荷されるものは
ポリ袋に個別包装した上で、
冷温で貯蔵保管されます。

しかし、みかん🍊も生き物です。
収穫から時間が経過するほど、
腐れる(カビの汚染)リスクが高まり
ます。そこで、収穫前に2回の
殺菌剤(防腐剤)の散布が部会で
決められています。
もちろんこれは使用基準に則って
使用さしますが、完全に防腐できる
ものでもないのです。
農家としては実った果実を、
安全できれいな状態で届けたいと
願いを込め、殺菌剤を散布します。














👆寒い時期の薬剤散布もつらい
 ですが、真夏よりマシですね(笑)














👆甘夏が実った甘夏トンネルです。
 今年の果実は上出来です。
 散布も楽しくなります🍊

今回が散布1回目ですので、次は
収穫直前!!いよいよですね。

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大地と甘夏

大地と甘夏

KATO果樹園 園主

大学卒業時に将来農業で起業することを決意。

食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、

2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。

2024年、念願の就農。

現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、

露地デコポン(20a) の生産規模で経営。

加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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