9月9日(火)
沖縄県国頭郡大宜見村から
シークヮーサー生産関係者の
方々が当園を訪ねて下さいました。
芦北地域での新規就農者受入れ制度
の視察研修の一部として、当園まで
足を運んで下さいました。
JAおきなわの指導員、役場担当者、
沖縄県地域振興課、沖縄県農林水産部、
そして生産の方々と。
皆さんからの質問内容は、「なぜ
サラリーマンから農業へ?」
「どうして芦北地方を選んだのか?」
「就農してからの現状は?」
「今後の経営の見通しは?」
「一番苦労することは何か?」
「家族の就農に関する理解は?」
「労働力はどうしているのか?」
などなど。
とにかく沢山の質問をして下さいます。
農業振興に関る職務上、どうやったら
農業に人を呼び定着させるか。
軌道に乗せ、さらに発展させられるか。
難しい課題なのだろと、感じます。
本当に難しい問題ですよね。
私自身、これまで比較的人口の多い
地域で生活してきました。
当園の生産規模の何分の1かの
土地の高層マンションに数十の
世帯が住んで生活をしているわけです。
あの街のほんの一部の人でも
この町に移住して農業を営んで
くれたら、どれほどの耕作放棄地が
減るか。集落の景観がどれ程変わるか。
と。ついつい想像してしまいます。
その延長で、今、農業を守っている
人達にも家族(子供)がいて、
残念ながら後を継ぐことがないと
いう話も当たり前のように耳に
します。
まだまだ新米の農業者ですが、
後継者不足と農地が荒れる現状に
ついついセンチメンタルになって
しまいます。
ですが。
今回のように、新規就農者を増やす!
という思いで、当園を視察の
一部として訪れて頂き、本当に感謝です。
早く経営を軌道に乗せて、新規就農者
のモデルケースとなりたいものです。
