倒木の敗者復活戦

倒木の敗者復活戦

2026年1月2日(金)
突然ですが、園主は中島みゆきさんの
「倒木の敗者復活戦」という曲が
大好きです。My応援歌として
10年以上聞いています。

中島みゆき「倒木の敗者復活戦」

打ちのめされたら 打ちひしがれたら
値打ちはそこ止まりだろうか
踏み倒されたら 踏みにじられたら
答はそこ止まりだろうか
光へ翔び去る翼の羽音(はおと)を
地べたで聞きながら
望みの糸は切れても 救いの糸は切れない
泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦
あざ嗤え英雄よ 嗤うな傷ある者よ
傷から芽を出せ 倒木の復活戦

叩き折られたら 貶(おとし)められたら
宇宙はそこ止まりだろうか
完膚無きまでの負けに違いない

誰から眺めても
望みの糸は切れても 救いの糸は切れない
泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦
勝ち驕れ英雄よ 驕るな傷ある者よ
傷から芽を出せ 倒木の復活戦
傷から芽を出せ 倒木の復活戦
傷から芽を出せ 倒木の復活戦

この曲の影響かなのか?
私は甘夏という柑橘はもとより、
甘夏の樹そのものが大好きです。
理由は、その生命力と逞しさです。

以前にも紹介しましたが、甘夏は
「川野夏橙」といい。「だいだい」
という響きが「代々」に通じる
ことから、「家が代々絶える事なく、
子孫繁栄が続くように」
という願いが
込められています。
また、普通のミカンは熟すと自然に
落ちてしまいますが、甘夏は
「熟しても木から落ちにくい」という
特徴があります。そのため、
「数世代の実が同じ木に共存する姿」が、
家族が仲良く繁栄し続ける象徴と
されています。

👆さて、本題です。
 収穫を目前に甘夏の樹が倒木
 してしまいました。
 元々、片側の根がカミキリムシの
 被害にあっており、厳しい状況
 でした。そこに沢山の実を着けた
 状態で強風にあってしまい倒木
 してしまいました。
 樹齢70年近い樹でしたので、
 残念であり、申し訳ない気持ちで
 いっぱいです。

👆急遽、無事な甘夏を収穫します。
 このような状況でも4コンテナ
 (約80kg)分の甘夏をならせて
 くれていました。














👆収穫後は倒木の処置です。
 本来は切り倒して、新しい
 苗木に改植します。
 しかし、片側の根は健全な様子
 でしたので、大胆に剪定をして
 支えを施しました。
 おそらく、今年も春芽が吹き、
 実を成らせてくれます。

まさに倒木の敗者復活戦ですね。
この生命力と逞しさが、我家を
支えてくれています。
来年、苗木の手配ができれば改植
することになりますが、もう一年、
頑張ってほしいと思います。

カテゴリー

大地と甘夏

大地と甘夏

KATO果樹園 園主

大学卒業時に将来農業で起業することを決意。

食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、

2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。

2024年、念願の就農。

現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、

露地デコポン(20a) の生産規模で経営。

加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

関連記事