~もう米騒動はいやだ!~⑧

~もう米騒動はいやだ!~⑧

2025年11月15日(土)

今年の春から受講している
「お米の学び直し講習会」
収穫作業、乾燥、籾摺り、格付けを
終えて、今回が今年度の最終回です。









👆JAあしきたのお米指導員の森さん。
 R7年度産の集荷を終えて、集計結果を
 共有頂きました。
 今年は概ね豊作といえる状況であった
 とのことで、多くの米農家さんは
 安堵されたのではないでしょうか。
 芦北地域での主な作付品種は
 「ヒノヒカリ」と「くまさんの輝き」
 です。この2品種で95%を占めます。
 しかし、ここ数年(R2から)は
 高温障害の影響が大きく、特に
 ヒノヒカリでは1等米比率が約60%
 から5%程度にまで激減している状況
 です。この状況を鑑みて、基本的な
 水管理はもちろんですが、耐暑性の
 ある品種への転換が必要なようです。











👆芦北振興局の松田氏。
 収穫後~来年の田植えに向けての
 冬場の管理作業について説明
 頂きました。
 稲わらの分解促進、ジャンボタニシ
 対策、鳥獣害対策として、冬場の
 耕起作業の重要性とタイミングに
 ついて説明頂きました。











👆(右)主催者で講師のアグリ津奈木の
 坂口社長。園主も大変お世話になって
 います(笑)。
 今回の講習会の皆勤賞の方に、
 坂口社長から新米を贈呈されました。
 ※園主も頂きました!!

さて、約1年間の学びを終えて思う
ことです。果樹生産の専業農家と
なった園主です。地元の農家の方々、
地域の方々との交流を通して、
地域の実情や担い手として期待される
ことなど、当初は想定していなかった
状況に考えを巡らせます。
地域の土地利用の観点から思うと、
米作りを維持することの重要性を
改めて感じています。しかし経営・生活
の観点では、軽々に参入することは
できません。
「お米の学び直し講習会」では
その実情も踏まえて、参入するまでの
課題やサポート体制についても
説明して頂きました。
園主にとっての大きな課題は
「トラクターの購入とそれを保管
する倉庫」。というところまで
絞られたきました。
来年は、米農家のどなたかについて、
実際に栽培管理を行うことから
始めてみたいと考えています。