2025年5月31日 園主の一日

2025年5月31日 園主の一日

新規就農して1年目の昨年。
想定以上に労働時間を要したのが、
果樹園の整理・整備作業です。
2024年の実績では全体の作業時間の
約20%を費やしました。
当園で整理・整備作業として
カウントしているのは、例えば
作業道や施設の修繕、清掃作業、
倉庫内の備品整理、隣接する土地の
境界付近の整理 etcです。
様々意味で良い園地として維持する
ためには、日々少しづつでも、
行うことが必要だと考えます。
もちろん緊急で修繕が必要な際は
直ぐに対応が必要です。
例えば水漏れなど( ;∀;)。

今日はそんな作業のひとつですが、
施設デコポンとして骨組みが
残っている施設の再起を目指して、
施設の整理作業を行いました。


























Befor:施設内の樹は健康ですが、
周囲の防風網やPOフィルムは
破損個所が多く、そこにつる草が
繁茂し、不健全な状態です。

先ずはこの状況を改善するために、
施設の防風網やPOフィルムを
撤去して、パイプに巻き付いた
つる草を除去します。
周囲の除草まで終えられれば、
一安心というところでしょうか。




























After:「なんということでしょう。」
防虫網やPOフィルムを撤去し、
つる草かを除去し、周囲とハウス内を
整理すると、見違えた姿です。

これで、配水管を整備して、屋根に
防虫網とPOフィルムを張れば、
施設栽培として復活できそうです。

正直、体はクタクタですが、中の
デコポンの樹が気持ち良さそうに
見えて、気持ちは爽快です。

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大地と甘夏

大地と甘夏

KATO果樹園 園主

大学卒業時に将来農業で起業することを決意。

食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、

2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。

2024年、念願の就農。

現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、

露地デコポン(20a) の生産規模で経営。

加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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