2025年10月19日(日)
お米の学び直し講習会も残すところ
今回含めて2回となりました。
この日は多くの米農家さんが
稲刈りを終えての参加でした。
講習会の開始前、アグリ津奈木の
坂口社長と奥様が、今年の新米、
①くまさんの輝き ②ヒノヒカリ
③酒米(山田錦)で利き米を
催して下さいました。
③酒米はあきらかに他の2つと異なり
直ぐにわかりましたが、①と②は
難しい。園主の好みであえて一番
美味しいと評価したのは、ヒノヒカリ
でした。普段はくまさんの輝きを
食することが多く、おいしく頂いて
いたので、ヒノヒカリの美味しさに
改めて感心しました。併せて、
酒米の山田錦も普通に美味しかった
事に驚きです。

👆九州農政局の林氏から水稲収量調査の
見直し(作況指数から作況単収指数へ)
について、詳しく説明頂きました。
ただ、米価の高騰についての国の見解は
やはり流通の目詰まりとのことです。
需要を正確に予想することはできない
はずなので、やはり国には「供給
(生産)を調整するのではなく、
価格を下支えする」方法にして頂きたい
ものです。

👆アグリ津奈木さんのライスセンター
を見学させて頂きました。
坂口社長によると、お米の調整
(乾燥)期間は昼夜問わずに乾燥機の
様子を確認する必要があり、
熟睡できる時間はないそうです。

👆乾燥調製されたお米は籾がら
が取り除かれ、石などの異物が
除去されます。
さらにふるい目1.8㎜で調整された
後に、玄米として排出され袋詰め
されます。奥が正玄米。手前は
くず米(※ふるい目で落とされた
お米)として排出されます。

👆調整された玄米を確認します。
振興局技術員の方に解説頂きます。
玄米になると、刈取り時期の
違いや品質、病害虫の被害状況
などわかりやすいですね。
今年は概ね収量、品質供に良好の
ようです。(^^♪
講習会終了後、今年、初めて
米作りに挑まれた、芦北町の
地域おこし協力隊のMさんに
新米を頂きました。
そのお米を食べてビックリ、
「美味しい!!」
子供もその味に気付いたようで、
おにぎり🍙をパクパク食べて
います。
近い将来、米作りに挑戦したい!
と思いたくなる、新米の味でした!
