2026年3月23日(月)
早朝。甘夏の出荷です。
当園の今シーズン最後の甘夏(青果)の
出荷でした。
倉庫で貯蔵しているみかんも
残りわずかとなり、倉庫もずいぶんと
すっきりしてきました。
さて、出荷を終えた後は、新規就農仲間が
新たに導入した「選果機」を視察して
きました。

👆柳迫ご夫妻です😁夫婦で就農して、
すでに3haを超える生産規模で、
施設デコポン、露地デコポン、
甘夏、ポンカンなど様々な形態、品目を
生産しています。
そんな柳迫夫婦が新規就農者との
特典とも言える「経営発展支援事業」を
活用して導入した機材のひとつが
「選果機」です。視察をお願いして、
今回、快く受け入れてくれました。
導入された選果機は㈱大洋機械製作所の
柑橘選果設備です。
https://taiyokikai-s.co.jp/
昇降機ボックス⇒選別ローラー⇒柑橘ブラシ機
⇒5連選果機と続く、ほぼフルセットの
選果設備です。

👆今日はポンカンの選果を行っている
ところを視察させて頂きました🍊🍊🍊

◎順を追って見ていきましよう。
👆昇降機ボックスです。
手前のボックスにみかんを流します。
4コンテナ分を一度に投入できます。
投入されたみかんは昇降機で運ばれます。

👆昇降機で運ばれたみかんは、
選別ローラーへ。ここで2級果や
格外を選別し、「青果」のみ次の
行程へ進みます。

👆選別ローラを通過後は、
柑橘ブラシ(手前)で汚れを落とし
ながら通過し、奥の選果機で階級毎に
分けられます。

👆稼働中の様子です。
付着した細かな誇りなどがキレイに
落とされます。
このような流れで選果していきますが、
選果機を利用することで、選果効率は
各段に上がります。
当園でも選果機を利用して選別を
行いますが、4人で約10t/日の甘夏を
選別しています。
ただし、デコポン(不知火)は果皮が
弱く、傷つきやすいため、選果機を
使用することができません。
※傷痛みにより、腐敗の原因となります。
柳迫園で導入された選果機の魅力は
昇降機ボックスと柑橘ブラシです!
この投資により、少人数での選果機稼働が
可能であり(極論は一人でも可能)、
柑橘ブラシによりみかんの汚れを個別に
落とす手間が省けます。
柳迫夫婦によると、選果機を導入した事で、
今後は温州みかんなど、中晩柑以外の柑橘も
生産する計画があるそうです。
選果機導入により作業効率を改善する事で、
生産品目数を増やす事も可能という
わけです。
同じ新規就農者であっても、
継承させて頂いた園地の条件や、
就農後の環境の変化によって、
経営方針は大きく異なるものです。
今回のような「投資」に関る視察は
当園にとっても良い刺激となり、
励みになりました。