2025年11月17日(火)
11月に入ってからの冷え込みで、
みかんの色も随分と抜けてきました。
昨年も同様のことを感じましたが、
みかんが色着くこの頃は、これまで
管理の成果が良く見えてきます。
今日は早速その結果が下されました。

園地の到着早々。樹に異変が、、、。

1枚目の写真を反対側から見た樹の
様子です。倒木です、、。
原因はおそらく2つ。
①剪定の失敗
②摘果の失敗
今年の剪定は、昨年に芽が吹きすぎた
ことで、高さを抑える、混んだ枝の
除去する事を中心に行いました。
その結果、切戻し剪定が弱く、
亜主枝の枝が外に大きく伸びました。
さらに主幹から離れた箇所に
多くの花が咲き、着果しました。
十分な摘果が行えていれば、倒木を
防げたのですが、質の良いみかんと
なる胴周り果実が勿体なく、
摘果が不足していました。
その結果として、樹がバランスを
崩してしまい倒木に至ったのです。
取り戻すことはできませんが、
この教訓は来年必ず生かさなければ
なりませんね。

👆幸い、根は生きていました!
早急に処置です。
例のごとくチェーンブロックで
樹を慎重に起こします。
実を沢山着けているため、慎重に
作業します。
なんとかバランスの取れるところ
まで起こしました。

👆チェーブロックでバランスを
とっている間に、支柱を立てます。
4か所程、支柱を設置した後に
チェーンブロックを解除です。
なんとか無事に応急処置の完了です。
収穫後は改植する必要がありますが、
無事の収穫まで頑張ってほしいもの
です。
倒木に至らしめてこと、本当に反省
です。
