施設(ハウス)の修繕

施設(ハウス)の修繕

2025年11月1日(土)
早朝。果樹園に向かう道すがら、
狩猟の師匠の仕掛けた罠をちらり。












2匹のタヌキが罠にかかってました。
つがいの様子で愛らしい顔つき
ですが、有害鳥獣のため駆除対象
です。
早速、師匠に罠に掛かっている
事を知らせる連絡を入れます。
余談ですが、タヌキとアナグマの
違い、わかりますか?
タヌキはイヌ科、アナグマは
イタチ科ということもあり、
アナグマの方が鼻を突き出した
顔立ちをしています。
目の周辺の黒い模様が、タヌキは
ヨコに広がっているのに対して、
アナグマは縦長に黒の模様があるの
が特徴的です。

園地に到着すると、園主の罠の
見回りを行います。昨日の雨で、
今日はイノシシの出没を警戒して
いたのですが、罠には何も動きが
ありませんでした。

見回りを終えると作業開始です。
今日は施設(ハウス)の被覆資材
(POフィルム)を固定するハウス
バンドの新調です。












当園では周囲の農家さんでも
愛用者が多い、中部農材さんの
キョージン330を使用します。
3芯で上部でありながら適度な硬さで
非常に使用感が良いバンドです。














👆必要なバンドの長さの幅の
両サイドに杭を打ちます。
その杭にバンドを巻き付けて
行きます。後は両方の杭の巻いた
部分でカットします。
この方法で必要な長さのバンドを
まとめて作っているのですが、
この方法が正しいのか自分でも
疑問です。
10往復してバンドを巻けば、
カットした際に20本のバンドが
準備できます。












👆カットしたバンドです。
 よりが気になりますが、
 設置の際によりを取るように
 しています。

50㎝間隔で当園はハウスの骨組み
が入っていますので、30mハウス
なので約60本が必要ですが、
当園では100㎝で1本の固定バンド
で行っていますので、半分の30本
となります。
これ地味ですが、結構大変な作業
なのです。

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大地と甘夏

大地と甘夏

KATO果樹園 園主

大学卒業時に将来農業で起業することを決意。

食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、

2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。

2024年、念願の就農。

現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、

露地デコポン(20a) の生産規模で経営。

加えて、黄金柑(20a) 桃 (5a) 一寸ソラマメ (10a)を生産予定

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