当園の甘夏園には現在、91本の苗木を補植しています。
内訳は3年生(71本)、2年生(20本)です。
幸い、91本の苗木は害虫(ゴマダラカミキリ)や
天災(台風や豪雨)の影響を受けず、わずかに
野ウサギの食害受けた程度で順調に生育しています。

👆苗木の若芽を食害する犯人(野ウサギ)。
被害が軽微なので見逃しています。
本題ですが、柑橘の苗木は3年間はとにかく大きく
育てます。生育状況にもよりますが、4年目から
少しずつ果実をとります。
そこで重要になるのが「摘蕾」作業です。
花蕾の膨らむ今の時期に全て手作業で摘んでしまいます。
「摘蕾」作業を行うことで、樹の養分は
栄養成長に使用され、樹体を大きくします。
苗木の「摘蕾」作業は地味に大変(腰にくる)ですが、
無事に終えることができました。

before:既に花も咲いてましが、まだ大丈夫です。
今年はとにかく花(蕾)が多いのです( ;∀;)

after:花が多く、新葉が少ないので、葉の数を
減らさないように丁寧に「摘蕾」作業を行いました。