2026年5月7日(木)
4月末にみかんの出荷が終了。
併せて約3週間の一寸ソラマメの
収穫&出荷が終わりました。
ざっくりとした計算ですが、
みかん(甘夏・デコポン)は
想定通りの出荷量となり、
おそらく計画通りの収入が見込める
予定です。
一寸ソラマメに関しては、想定よりも
大幅に収量が少なかったものの、
黒字化(※自身の賃金を除く)させる
事ができました。
なにより今年の経験で、一寸ソラマメ生産が
当園の経営にとって大きな武器(可能性)と
なる手ごたえを感じています。
来年産は約3倍に増やす予定です。
就農して3年目を迎えた今年ですが、
経営面で二つの方向性を決める必要が
あると考えていました。
ひとつは将来的に農業法人化を目指すのか、
個人農家規模で安定を図るのかという事です。
結論としては「個人農家として事業を営む」
という事にしました。
農業法人化のメリット・デメリットを
ここで記載することはしませんが、
簡単に表現するならば、規模拡大は行わず、
限られたリソースの中でフットワークの
軽い経営を目指すということです。
つまりは個人(私自身)でコントロール
可能な範囲で生産するという事です。
そしてふたつめの決め事(課題)ですが、
これは、現在補助が出ている経営開始型支援
(150万円/年の3年間)が終わった後の
穴埋めです。
つまり150万円の所得(売上でない)を
どうやってつくるかという課題です。
これについては、正攻法として、
主である甘夏・デコポンの規模拡大か、
デコポンの施設化です。
現状を顧みると、今以上の拡大は作業スケジュール
的に厳しい。さらに施設化は費用とリターンの
面から新設するのは難しい。
そこでどうするか?
方向性としては黄金柑と野菜(畑作)に
活路を見出す事にしました。
黄金柑に関しては、甘夏・デコポンの収穫、
選別が終わった2月中旬頃に食べ頃を迎える
ため、同じ柑橘でも作業工程をずらす事が
できます。その上、収穫後は即出荷が可能です。

👆2月中旬の黄金柑の収穫作業
規模感としては家族で収穫可能な範囲。
野菜に関しては一寸ソラマメとニンニクが
生産に本格着手する事にしました。
一寸ソラマメはみかんの仕事が一段落した
4月上旬から収穫・出荷が始まります。
お尻はGW前までです。
そしてニンニク。これは梅雨前(5月末)の
収穫となるので作業分散が可能です。
みかんに関しては基本的に年1回の収入と
なります。特にJA共販では全ての販売が
終わった後に清算されるため、例年7月下旬の
振込となるのです。
その頃には当然、今年度産のみかんの生産も
平行して行われているため、肥料、農薬などの
経費が出て行きます。キャッシュフローとしては
この時期(2月~7月)が非常に厳しくなるのです。
そこで、みかんの繁忙期を過ぎた頃に収穫・
出荷できる野菜(畑作)のメリットです。
野菜は基本的にJA共販であっても、出荷後、
2週間以内には生産されて振り込まれます。
直売所などでの販売でも月末締めの翌月払いです。
4月~6月の間に現金収入があるのは経営的にも
安定します。

これが絶対的に正しいというわけでは
ありませんが、私が考える上では
「最適解」であると思います。
※あくまでも当園のおかれた環境や
リソースでの判断です。
悩みに悩んだ結論ですが、当然、環境の
変化によっては方針を変えることも
あるかと思います。
どうか、新米園主(農家)の当園の
行く末を一緒に見守って頂けると幸いです。
