2026年10月5日(月)
昨日(4日・日曜日)は、地元・津奈木町の町民大運動会が開催され、園主の私も参加してきました!
昔はどの市町村でも当たり前のように行われていた地域運動会ですが、ライフスタイルの変化や社会情勢から、今では開催している自治体の方が珍しくなっているのかもしれません。
地区ごとのポイント制で競う我が町の大運動会。 しかし、本番前の選手決めはまさに一苦労です。
少子高齢化の影響もあり、「種目の人数を揃えるだけで一苦労…」という声が各地区から聞こえてきます。
そんな裏の苦労もあってか、当日の朝に天候が怪しいと「いっそ雨で中止になってくれたら…」なんて声もあちらこちらからちらほら(笑)。
ところが、いざピストルが鳴って競技が始まると一変! みんな気持ちがグッと若返るのか、
会場は大盛り上がりです(笑)。 日頃の運動不足から「転倒者続出!?」なんてヒヤヒヤする場面もありましたが、大きなケガもなく無事に大会を終えることができました。
私も2種目にエントリー! しっかりと自分の役割を果たし、
運動会を存分に楽しむことができました。
翌日の今日は「軽度の筋肉痛」で済んでいるので、上出来といったところでしょう(笑)。
そして気になる結果は……我が地区はなんと「3位」入賞! もはや何年ぶりかも思い出せないほどの快挙で、その後の慰労会ではみんなの笑顔が弾ける最高の一夜となりました。
さて、そんな心地よい疲労感と共に始まった月曜日ですが、農作業に運動会の余韻は関係ありません!
朝一番、いつものくくり罠の見回りを済ませ、そのままみかん山の巡回へ向かいます。
👇こちらが当園の施設(無加温)デコポンの現在の様子です。
今年の夏の厳しい酷暑と渇水をしっかりと耐え抜き、順調に育ってくれています! 今月末にもなれば、徐々に果皮の緑色が抜けはじめ、美しい橙色へと色付き始める予定です。
すくすくと育つ姿に目を細める一方で、やはりどうしても気になることが……。
今年はデコポンに限らず、甘夏、さらにはお米に至るまで、とにかく「害虫」に悩まされる一年となっています。
柑橘類(みかん)では、このブログでも度々登場している「チュウゴクアミガサハゴロ」をはじめ、最近は「カメムシ」による吸汁被害が目立つようになってきました。
👇こちらの写真をご覧ください。
写真(中)のようにカメムシに針を刺されて吸汁されると、やがてエキスが抜けて腐り始め、
最終的には(左)のように果実全体がダメになってしまいます。
今年はこのカメムシ対策として、例年以上に防除の回数を増やして厳重に警戒していたのですが、
蓋を開けてみれば被害は昨年の倍以上。 近年の温暖化や、今夏の極端な水不足(少雨)が
害虫の発生サイクルを早め、大発生につながっているのかもしれません。
幸いにも全滅のような致命的な被害には至っていません。だからこそ、今こうして無事に育っている目の前の果実たちを、より一層大切に愛おしく育てていくしかないと気を引き締めています。
この影響は、現在稲刈りの真っ最中である「お米」も同様です。
コンバインを走らせていると、横を大量のハマキガ(ハマキムシの成虫)が飛び交っています。
葉が食害を受けて真っ白く枯れてしまった稲も目立ち、
今年の害虫の勢いを肌で感じています。
農業において、害虫対策に「100点満点の完璧」は存在しません。
猛暑や長雨といった気象だけでなく、害虫の異常発生もまた、私たち農家にとっては逃れられない
「自然の猛威」そのものです。
私たちができるのは、長年の経験や最新の情報、そして観察眼を総動員し、
営農を揺るがすような「致命傷」を避けるための最善手を打ち続けることだけ。
自然の脅威に翻弄されながらも、折れずに工夫を重ねて守り抜く。
それこそが作物を育てる醍醐味であり、農家の意地でもあります。
美味しい秋の収穫を皆さまにお届けできるよう、害虫たちとの知恵比べはまだまだ続きます!