畑に罠に車検まで!?みかん農家のドタバタ&充実の一日

2026年11月4日(水)

トップページの愛くるしい「猫ちゃん」。

このブログでお馴染み、狩猟の師匠でもある「幸吉さん」宅の愛猫です。

……いやぁ、本当にかわいいですよねー。

「あー、猫が飼いたい……」

これが最近の私の口癖(笑)。いつか良いご縁があることを願う毎日です。

さてさて!今日もそんな農家のリアルな一日を振り返っていきます!

🐾 朝一番は「くくり罠」の見回りへ!

まずは日課になっている、くくり罠の見回り作業からスタートです。

本日は「アナグマ」を1匹捕獲しました。

最近はアナグマによる被害が増えていて、「自宅近くの畑を荒らすから罠を設置してほしい」という SOS の依頼が急増中なんです。

猟友会員として地域のみなさんのお役に立ちたいのは山々なのですが……。

法律上、くくり罠と箱罠を合わせて「30基まで」という設置制限があるため、
どこを優先すべきか本当に悩ましいところです。

🧄 思わずニヤリ!にんにくの見事な発芽

見回りを終え、先日種まきを完了した「にんにく」の様子を見に畑へ向かいました。

👆 見てください!!この見事に揃った発芽!!

事前にしっかり行った「芽出し(根出し)作業」が功を奏したようです!

順調に芽が揃っている姿を見て、心の底からホッとしました。

というのも、先日「一寸ソラマメ」のポット苗づくりで発芽率が低迷してかなり苦労したばかり……。

だからこそ、この綺麗に生え揃ったにんにくの芽を見た瞬間、思わず「ニヤリ😀」と口元が緩んでしまいました(笑)。

「よし!これでやっと、みかん山での作業に集中できるぞー!」

🚗 と思いきや……忘れていた「大物ハプニング」

みかん仕事三昧の1日にするぞ!と思ったのも束の間。

頭を抱える大事なことを思い出しました……。

「あ……トラックの車検!!!」

慌てていつもお世話になっている整備工場へ電話!

「今からすぐに持ってきていいよ!」と社長が快く引き受けてくれました。

ただ、トラックを持っていくと帰りの足がなくなってしまう……。

そこで急遽、幸吉さんにお願いして車でついてきていただくことに。
(幸吉さん、いつもありがとうございます!)

無事にトラックを搬入できて一安心。

……と思いきや、帰りの車内で幸吉さんと「最近のイノシシやシカの動き」について話が弾んでしまい、
狩猟スイッチが完全オン!

「よし、ちょっと見に行ってみよう!」と、そのまま急遽みかん山周辺の
「獣道チェック」へ繰り出すことに(笑)。

被害エリアをいくつか確認し、早速罠を仕掛けて設置作業完了!

こんな感じで、予定とは違う「行き当たりばったりの午前中」が賑やかに終了しました。

🍊 午後は真剣勝負!デコポンのハウスビニール張り

午後は気合を入れ直し、今度こそ「みかん山」の仕事に全集中です!

今日のメインイベントは、施設(ハウス)デコポンのビニール被覆(ひふく)作業。

この時期にビニールを張るのには、とても重要な理由があります。

  • 糖度アップ:不要な雨水を入れず、甘みをギュッと凝縮させる
  • 病気予防:雨による黒点病(カビの一種)の付着を防ぐ
  • 来年の準備:来季に向けた「花芽」の生育を促す

当園には、5棟の連棟ハウスと単棟ハウスがあります。

このうち連棟2棟と単棟ハウスは、後日応援スタッフと一緒に作業する予定なので、今日の私のノルマは「3棟分」!

毎回思うのですが、この作業は大人数でやれば一瞬で終わるんです。

でも、今日のところは一人でコツコツ進めるしかありません!

天井の骨組みの上を慎重に行ったり来たりしながら、何度も高所を昇り降り。

「安全第一」で四苦八苦しながらも、なんとか日没ギリギリで完了しました!

終わった瞬間、達成感とともに足がプルプルと震えて生まれたての小鹿状態に(笑)。

今の時期、地域のデコポン農家さんはみんなこのビニール張り作業に追われています。

仲間も含めて誰一人事故や怪我なく、無事にすべての作業を乗り切れるよう願うばかりです!

本日も一日、お疲れ様でした!

大地と甘夏

KATO果樹園 園主 大学卒業時に将来農業で起業することを決意。 食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、 2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。 2024年、念願の就農。 現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、 露地デコポン(20a) 、黄金柑(5a)、 一寸ソラマメ(5a)、お米(30a)の 生産規模で経営。 「ブルーベリー」「にんにく」の生産挑戦のため準備中。