柑橘農家、稲作オペレーターへの道!⑥

柑橘農家、稲作オペレーターへの道!⑥

2026年6月27日(土)

約3週間にわたり、ひたすらに向き合ってきた
「田植え修行」が、ついに最終日を迎えました。

振り返れば、うるち米から始まり、酒米、そしてもち米と、
まさに米づくしの毎日。 修行先である「アグリ津奈木」で、
業務委託先から自社田まで、合計約8町(8ha)の田植えを完遂しました。

「8町? 農業法人にしては小さくない?」と思ったあなたへ。

そう思いましたよね? 正直、
専業農家からすれば決して大規模とは言えません。
しかし、ここ津奈木町は「THE・中山間地」

教科書に出てくるような広大な平野や、
四角い基盤整理された田んぼとはわけが違います。
ここは、段々畑が連なり、
小さな田んぼがパズルのように組み合わさった場所。
数枚の田んぼを繋ぎ合わせて、ようやく1反(10a)に
なるという過酷な環境です。

田植え機の搬出入だけで一苦労、
さらに田んぼの形は歪(いびつ)。
それでも、先人たちが守り抜いてきた大切な田んぼです。
高齢化が進む今、アグリ津奈木のような
農業法人が作業をバトンタッチする役割は、
年々重要性を増しています。

最初と最後で「雲泥の差」!?

稲作初心者のオペレーターとして挑んだ今回の修行。
正直、最初の頃に植えた場所は……
穴があったら入りたいほどの出来栄えでした。

「これ、ジャンボタニシに食べられた?」と
言われても反論できないほど、歪なラインと無残な欠株。
当時の皆さん、本当にすみませんでした!💦

しかし! 3週間の地獄(?)の特訓を経て、
最後の方は自分でも驚くほど上達しました。
「果樹の剪定で培った集中力((笑)、稲作でも通用するかも?」
なんて……少し調子に乗っています(笑)。
関係者の皆様、温かく(そしてほとんどに厳しく)ご指導いただき、
本当にありがとうございました。

次なる戦いは「管理」と「防除」!

田植えが終わったとはいえ、農業に終わりはありません。
ここからは水の管理、除草、防除と、さらに細かな作業が始まります。
特に、この時期のジャンボタニシ対策と除草はまさに「必須科目」。

この日は特別に、アグリ津奈木の坂口社長のご厚意で、
様々な剤型の除草剤を体験させていただきました。

  • 粒剤: 定番の安心感。個人的にはこれが一番しっくりきました。
  • フロアブル(液剤): 田んぼに入って散布。泥との戦いです。
  • ジャンボ剤: お茶パックを投げるような感覚。ハイテク感があって面白い!

田んぼの水の溜まり具合や雑草の成長段階に合わせて、
これらを使い分ける……。
元製薬会社の営業マンの私。
この剤型の工夫にも製薬会社の努力を感じてます。

田植えという「種まき」を終え、
秋の収穫という「フィナーレ」に向けて、
果樹園主の挑戦はまだまだ続きます。

次はどんなドラマが待っているのか。
秋の黄金色の実りを目指して、頑張っていきます!

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大地と甘夏

大地と甘夏

KATO果樹園 園主

大学卒業時に将来農業で起業することを決意。

食品会社、JA職員、製薬会社での勤務を経て、

2023年、就農に向けて熊本県芦北地方に移住。

2024年、念願の就農。

現在、甘夏(70a) 、施設デコポン(12a) 、

露地デコポン(20a) 、黄金柑(5a)、

一寸ソラマメ(5a)、お米(30a)の

生産規模で経営。

「ブルーベリー」「にんにく」の生産挑戦のため準備中。

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