米作り後半戦スタート!猛暑と水不足、そして「アイツ」との戦い

米作り後半戦スタート!猛暑と水不足、そして「アイツ」との戦い

2026年8月16日(日)

今年からチャレンジしている米作り。
出穂(しゅっすい)を間近に控え、いよいよ後半戦に突入です!

しかし、ここ津奈木町は連日の日照りと雨不足……。
田んぼにもジワジワと影響が出ています。

思うように水を引けず分げつ(茎が増えること)が進まなかったり、
葉っぱが黄色く変化してしまったり。
何より辛いのは、水不足のせいで農家同士のトラブルが起きてしまうことです。
みんな一生懸命に育てているからこそ、胸が痛みます。

……と、落ち込んでばかりもいられません!
気を取り直して、後半戦を戦うための準備を開始します。

ここからの最大の敵。それは——「イノシシ」です!

これから稲穂が実り始めると、秋の味覚を目当てにイノシシたちが田んぼへ押し寄せてきます。
ただ食べるだけならまだしも(いや、ダメですが!)、
稲をなぎ倒し、田んぼの中で大暴れ。 一度でも侵入を許してしまうと、
強烈な獣臭が米に移り、出荷どころか加工用にすらできなくなってしまうのです……。

「あれ?そういえば園主ってハンターじゃなかったっけ?」

そう思ってくださった読者のみなさま、
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
はい、私は現役のハンターです。

ですが!実は「田んぼの害獣対策」においては、電気柵がダントツの最適解なのです。

田んぼの周囲はどこからでも侵入可能なうえ、罠を仕掛けるポイントがありません。

  • くくり罠: くくり付けるための太い樹木がない
  • 箱罠: 餌で誘引するため、かえってイノシシを田んぼに呼び寄せてしまう危険がある

だからこそ、「そもそも入れさせない」電気柵を設置するのが一番合理的な判断なのです。

というわけで本日、早朝から電気柵の設置作業へ!

【電気柵設置のステップ】

  1. 支柱立て: 3m〜4m間隔で打ち込む
  2. 線張り: 地面から20cmと40cmの高さに2段で設置
  3. 本体設置: バッテリーを繋いで通電開始!
  4. テスト: パルスチェッカーでしっかり電圧が出ているか確認

手順だけ見るとシンプルですが、これを1人でやるとなるとかなりの重労働……。
今回は、大変お世話になっている「アグリ津奈木」の坂口社長、
そして無農薬・無化学肥料栽培で米作りをされているSさんと一緒作業させていただきました!

3人で管理する圃場は、合わせて7反(70a)。 外周を測ってみると、およそ350メートルもあります!

田んぼでの電柵設置は初めての私。大先輩お二人の的確な指示に従い、
汗だくになりながらせっせと手を動かします(笑)。

そして作業開始から数時間後——。 無事に全工程が完了しました!

これまで下見(視察)に来ていたイノシシたち、
今頃ビリッときて驚いているでしょうか?(笑)
しっかり効いてくれることを祈りつつ、このまま稲刈りまで一気に駆け抜けます!

作業を終えた午後は、そのままみかん山へ移動して潅水(水やり)作業。
「雨さえ降れば……! 本当に雨さえ降ってくれれば……!」と、
思わず天を仰いで愚痴もこぼれてしまいます。

さらに、一昨日に引き続き「アナグマ」の捕獲対応も。

ご先祖様がお戻りになるお盆の最終日。 本日も変わらず、田んぼとみかん山を東奔西走する園主の一日でした!