2026年6月8日(月)
梅雨入りして雨の日々です。
当園では現在、甘夏(70a)、
施設デコポン(14a)、露地デコポン(20a)、
黄金柑(5a)の4種の柑橘を大切に育てています。
5月上旬、一斉に満開を迎えた果樹たちは、
今は生理落果という「自然の選別」を乗り越えて、
小さな果実たちが徐々にその姿を現し始めています。
■ 順調なスタート
果実の肥大が早い施設デコポンや甘夏は、
すでに摘果作業が開始できそうな
大きさまで育ってくれました。
昨年が豊作(表年)だっただけに、
今年はその反動による不作を危惧していましたが、
現時点での実の留まりは非常に良く、
ひとまずは安堵の息をついています。
■ 露地デコポンに忍び寄る「異変」
ところが、順調な甘夏や施設デコポンとは対照的に、
露地デコポンの様子がどうも「変」なのです。

「変」という言葉が適切か分かりませんが、
開花後にしっかりと着果したはずの幼果が、
連日、激しく落下を続けました。
木が自身の体力を守るための自然の摂理といえばそれまでですが、
あまりの落果の多さに、一昨年のあの大不作の記憶が、
否応なしに脳裏をよぎります。

さらに追い打ちをかけるように、
残った幼果の中にも奇形果が散見される状況です。
これからの生育を考えると、
非常に厳しいシーズンになる予感が隠せません。
■ 今後の展望
自然相手の農業において、予測不能な事態は付き物です。
※特にデコポンは難しい、、、。
今、できることは、無事に留まってくれた果実一つひとつを、
これまで以上に大切に、丁寧に育てていくこと。
そして、樹全体の負担を減らすために、
細かな摘果作業と管理を徹底することに尽きます。
厳しい状況かもしれませんが、
この試練を乗り越えて実るデコポンの味は、
きっと格別なものになると信じています。
