2026年6月25日(木)
ずっと雨、雨、雨。
これでもかというほど空から降り注いでいます。
そんな中、柑橘農家の私はと言えば……
相変わらず田んぼの真ん中で「田植え修行」の真っ最中です(笑)。
おかげさまで私の修行もいよいよ終盤戦。
おそらく次回ブログを更新する頃には、
この戦いにもピリオドが打たれていることでしょう。
さて、今日は私の圃場(品種:ヒノヒカリ)の田植えを行いました。
自分で育てたお米がどんな味わいになるのか……
今から収穫が楽しみでなりません。むふふ。
さて、このシリーズでも度々登場していただいている、
我らが「鬼教官」こと山本翔太くん。
今日は、彼が実践する「田植えテクニックの真髄」を、
皆さんにもこっそりお教えします。
【山本流・田植えの基本ステップ】
① まずは基準となる直線を確保
田んぼの1辺に対し、なるべく真っすぐな直線を意識します。
ここで4条植えの田植え機で往復分、
つまり「8条分」のスペースをしっかりと確保します。
② 中心部を攻める
8条分のスペースを確保した次のターンからは、
田んぼの中心部を順番に植えていきます。
ここで真価が問われるのが「真っすぐ植える技術」。
ここがブレると、あとで大惨事(仕上がりで多くの欠株が発生!)に
なりかねません。まさに集中力の見せ所です。
③ 反対側の辺も攻略
①と同様に、反対側の辺でも8条分のスペースをとります。
④ 全周の準備完了
③の工程が終わると、
すべての辺が8条分空いた状態になります。
⑤ 仕上げの「ぐるり」
最後に、空けておいた8条分の周囲をぐるりと2周して仕上げます。
先に外周を植え、次に内側を植えていく……この手順が鉄則です。
この方法の素晴らしいところは、
変形の圃場であっても応用が利くこと。
通常なら手植えで補植が必要な箇所も、
このテクニックを使えば「田植え機だけで完結」
させることができるのです!
効率化を極めれば、仕上がりが美しいだけでなく、
作業時間も劇的に短縮されます。
もちろん、細かな状況判断や技術は必要ですが、
こればかりは数をこなして身体で覚えるしかないようです。
最後に
どうですか。この仕上がり!
見た目の美しさはもちろんですが、
何より驚かされるのは「田植えにかかるスピード」です。
効率的かつ美しい。まさにプロの仕事です。
修行は残りあと少し。