2026年6月14日(月)。
「お米の学びなおし講習会」の第2回が開催されました。
今回のメインテーマは「田植え」。
私自身も連日、田んぼと向き合う中で改めて感じる現実があります。
それは、長年米作りを続けてきた方々が、次々と離農していく姿です。
「こんなに苦労してまで作るより、辞めて買ったほうがましだ」
かつて農業を志した頃、
そんな言葉を聞くたびに残念でなりませんでした。
「ならば自分で少しでも米作りを」という思いで始めた私ですが、
実際にやってみると、先人たちの並々ならぬ
ご苦労が身に沁みて分かります。
田植え一つとっても、「言うは易く行うは難し」。
圃場の準備、草刈り、田おこし、代かき……。
機械作業の裏には、水漏れ修復のための畔塗りや、
並行して進める苗づくりなど、
細かな作業が山積みです。
特に中山間地域では、歪な形をした圃場が多く、
機械化が進んだ現代でも多大な労力を必要とします。
■ 伝統という名の「悪循環」を断つ
今回の講習会で坂口社長が伝えたかったメッセージは、
「今と昔では考え方を変えないと、米作りは続けられない」ということでした。
ここ津奈木町の兼業農家の多くは、
世代交代を経て「親父が言っていたから」
「昔からのやり方だから」という理由で、
なんとなく米作りを続けています。
しかし、専業農家から見れば「今時そんなことはしない」という
非効率なやり方が、伝統として残ってしまっているのです。
その代表例が「田植え」です。
田植え機で植え残した箇所を、
家族総出で手作業で補植する。
そして収穫時も、コンバインで刈り取れない場所を鎌で手刈りする――。
これでは家族がヘトヘトになり、
「米作りを辞めたい」と思うのも当然の悪循環です。
■ 「学びなおし」がもたらす希望
⇒「米作りの「当たり前」を問い直」
今回の講習会では、こうした現状を打破するヒントが満載でした。
「学びなおし」と聞くと少し照れくさい気もしますが、
新たな発見は自分を助ける強力な武器になります。
恥ずかしさよりも「もっと知りたい」「もっと楽にできるかも」という
ワクワク感に変わる――そんな充実した時間でした。