2026年8月24日(月)
「あっという間に週末が終わり、月曜日の始まりです。」
会社員時代、月曜の朝といえば決まって重苦しい会議からスタートしていたのを思い出します。
今の私のような農家にとっては、正直「曜日」はあまり関係ありません(笑)。
とは言え、取引先や関係者の皆様(ステークホルダー)にとっては新たな1週間の始まり。
何かと動きの多い月曜日です。
◆ 早朝8:00、感謝が詰まった「大苗」の引き取りへ
まずはJAへ。
今日は注文していた「デコポン」と「甘夏」の大苗の引き取り指定日です。
「大苗」とは、年明けに種苗会社から届く1年生の苗を、ハウス内のポット(肥料袋など)で
半年間じっくり育てたもの。地植えするよりも大きく・強く育ちます。
この初期の成長差が、定植後の樹勢や成長スピード、
そして将来の初収穫の時期に大きく響いてくるのです。
指定の場所へ着くと、早朝にもかかわらずすでに多くの農家さんが列を作っていました。
強い日差しが照りつける中、JA職員の方々や地元JA青壮年部の皆さんが、
テキパキと荷台へ苗を運び込んでくれます。

手元に届いた大苗を見ると、葉が大きく、たくましい「夏芽」がしっかりと吹いていました。
実はこの苗、関係者の皆様が半年間、水やりや防除を絶やさず大切に育ててくれた努力の結晶なんです。
私も農家1年目の時、勉強のために師匠のハウスで30本の大苗づくりを経験させてもらいましたが……
これ、本当に手間の かかる大変な作業なんですよね。
作業の裏側を知っているからこそ、労への感謝が胸にこみ上げます。
引き取った苗は、まずは粒剤で防除を行い、一握りの肥料を与えてから、水をたっぷり。
来年の定植まで、今度は私が責任を持って大切に育て上げます!
◆ 頼れる味方「久保園種苗」さんと、地域の温かい絆
次に向かったのは、園主ご用達の「久保園種苗」さんへ。
今回は、ブルーベリーの苗木300本とニンニクの種球の手配をお願いしに訪問しました。
営農計画や栽培面積、希望の品種、予算、引き取り時期など、
こちらの細かい要望を伝えると、その場で取引メーカーさんに次々と問い合せてくださいます。
ひとつひとつ課題をクリアしていく手際の良さに驚きます!

お陰様でニンニクの種球は無事に確保できそうです。
ブルーベリー苗木の確保にはもう少し時間がかかりそうですが、
今日のところは大満足の進展でした。
続いて向かったのは「水俣・津奈木シルバー人材センター」さん。
今年の収穫期に大変ご尽力いただいた御礼と近況報告、
そして来年の派遣のご相談です。
いつも親身に対応してくださる事務局次長さんは、
新規就農者を特に応援してくださっている温かい方。
「今年の収支」や「来年の見通し」を報告すると、
まるで自分のことのようにと一緒に喜んでくださいました。
来年の収穫時期、また元気なシルバーの皆さんと現場でお会いできるのが今から楽しみです。
◆ 炎天下、ミリ単位の真剣勝負〜空気銃のスコープ調整〜
午後は、狩猟の師匠である幸吉さんと待ち合わせ。
所持している空気銃の「ドットスコープ」の調整に立ち会っていただきました。
カンカン照りの炎天下の中、的を見つめては微調整を繰り返すこと、実に1時間半。
汗だくになりながら、ようやく命中にブレのない安定した精度まで追い込むことができました!
この泥臭い調整作業が、実は捕獲時の「止め刺し」の精度を飛躍的に引き上げてくれます。
付き合ってくださった幸吉さんに深く感謝を告げ、次なる場所へ移動します。
◆ 雨を待つみかん山と、帰り道のサプライズ
調整後に向かったのは、我が家のみかん山。
一滴も雨が降らない日々が続いており、山肌はカラカラに赤く乾いていて胸が痛みます……。
それでも園内を巡回すると、綺麗な肌をした甘夏たちが元気に実をつけてくれていました。
これでひと雨降って肥大が進んでくれれば完璧なのですが、自然相手の難しさを改めて実感します。
さて、今日の農作業はここまで。
車を走らせ、帰り道にある「罠」の見回りに向かいます。
1つ目、空振り。 2つ目、反応なし。
そして、軽トラを走らせて着いた3つ目の罠。
視線の先を見て、思わず叫びました。
「……マジで!?」

なんと、立派なイノシシがかかっているではありませんか!
驚くべきことに、これで【3日連続の捕獲】です!
こんな奇跡的な連続キャッチは農家になって初めての経験。
一日の仕事終わりに訪れた思わぬ大物。こ
れで今シーズンの捕獲数は【18頭目】となりました!
今期の目標達成(25頭)まで、残りあと7頭。
厳しい暑さや雨不足に悩みながらも、仲間や地域の皆さんに支えられ、
自然の恵み(と驚き!)に満ちた最高の月曜日となりました。
明日もまた、頑張ります!
